第1話 ぼくが思い出していること

ぼくガウディ。ぼくが生まれたのは、九州の大分、神木と言われている楠の根元に産み落とされた黒のラブラドールレトリーバー。

今横浜の秀美ママンと一緒に毎日過ごしている。

年は5歳と8ヶ月。

僕には3人のママとパパがいるんだよ。

ぼくを生んでくれた白のラブラドールレトリーバーの「ゆら母さん」。

そしてブリーダーとして生まれてから2カ月間とっても可愛がってくれた和子ママとパパ。パピーウォーカのママとパパと、もねおねーちゃんは東京で2ヶ月から1歳になるまで大事に、そして温かく愛情いっぱいで社会のルールやしつけを教えてくれながら、楽しく育ててくれたんだ。

そして今ぼくが守っているママンと何でもしてくれるパパ。

秀美ママンは目が悪くって、それに右手があまりよく動かないから1人では外を歩けないんだ。だからぼくが頑張っている。

ママンができないこと、シャンプーとかブラッシング、まだほかに色々とあるけどまた後で考えてみるね。

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